夜職で働く彼女と将来を考える──。
それは、普通の恋愛とは違う悩みや葛藤を、静かに、でも確かに突きつけてくる。
僕の収入はごく普通だ。
大手企業に勤めているわけでもないし、特別に稼いでいるわけでもない。
毎月の生活費をやりくりして、少しずつ貯金を増やしている程度。
一方で、彼女は夜職で20代にしては立派に稼いでいる。
同年代の友人たちと比べれば、むしろ余裕があるほうだろう。
けれど──。
その収入は安定していない。
そして、彼女自身も知っている。
「ずっと続けられる仕事ではない」という現実を。
社会的な信用も低い。
カードも、ローンも、賃貸契約でさえ、不利になることがある。
体を壊せば収入は一気に途絶え、不安定な未来が待っている。
さらに、僕には家族がいる。
保守的な価値観の中で育った家族に、彼女の仕事をどう伝えるか。
そして、彼女自身から「今の仕事をしている間は結婚は待ってほしい」と告げられたこと。
──正直、悩みは尽きない。
だけど、そんな不安の中でも、
彼女の笑顔を守りたいと思った。
彼女と一緒に未来を作りたいと、本気で思った。
この記事では、
「夜職の彼女との将来」を、リアルな葛藤とともに、
僕なりの言葉でつづっていきたい。
同じように悩んでいる誰かの、少しでも力になれたら──。
そんな思いを込めて、今回は日記風にここに残していこうと思う。
夜職の彼女と付き合う時の寂しい心境は別記事にまとめているので是非!

第1章:彼女と自分、それぞれの収入と将来の見通し
僕の収入は、いわゆる「普通」だ。
決して高給取りではないけれど、毎月決まった額が振り込まれ、生活に大きな不安はない。
年に一度、ささやかながら昇給もある。
堅実な働き方を続けていけば、老後資金もそれなりに貯められるだろう
そんな見通しが立つ。
一方、彼女は夜職で働いている。
収入の桁だけ見れば、20代前半にしては信じられないくらい稼いでいる月もある。
ハイブランドのバッグや時計を買ってもおかしくない額を手にすることだって、ある。
でも、彼女はいつも言う。
「来月はどうなるかわからないから、あまりお金使ってない」って。
そして実際、イベントや季節によって収入に大きな差が出ることも、僕は知っている。
彼女の仕事は、いわば”今を切り取る”ような世界だ。
若さや体力、時に外見を武器にして戦う場所。
どれだけ稼いでいても、何年後か先には続けられないかもしれないという、漠然とした不安がつきまとう。
そんな話を、彼女とした夜がある。
小さな居酒屋で、二人並んでカウンターに座っていた。
店のテレビからは、ニュース番組が流れている。
「景気回復」「最低賃金引き上げ」なんて言葉が飛び交うのを、どこか他人事のように聞き流しながら、僕たちは少しだけ真面目な話をした。
「今の仕事、やめてほしい?」
彼女がぽつりとつぶやいた。
僕は、すぐに「辞めろよ」とは言えなかった。
彼女の仕事には、彼女なりの事情や覚悟がある。
それに、僕自身も、彼女の収入に甘えているわけではないにしても、
二人の生活に彼女の努力が大きく関わっていることを、知っているからだ。
「無理に決めなくていいよ」
僕はそう答えた。
「俺も、すぐ全部支えられるわけじゃないし……。でも、いずれは一緒に違う景色、見たいな」
彼女は少しだけ、微笑んだ。
けど、「やめてほしいって、行ってほしかった」と言った。
現実は、厳しい。
僕一人の収入では、すぐに彼女を楽にしてあげられるわけじゃない。
でも、それでも一緒に生きていきたい。
彼女が「今」を頑張っていることも、将来への不安に押しつぶされそうになっていることも、全部わかったうえで、隣にいたいと思う。
だから、焦らず少しずつでも──
彼女と未来を作るために、今できることを重ねていこうと思っている。
たとえば、
二人で使うお金をきちんと管理して、無理な出費を減らすこと。
たとえば、少しでも副業に挑戦して、収入の柱を増やしていくこと。
そしてなにより、彼女の頑張りを当たり前にせず、感謝の気持ちを伝え続けること。
すぐに劇的な変化は起きないかもしれない。
でも、目に見えないところで積み重ねた努力は、
きっと、未来の僕たちを支える土台になる。
彼女と一緒に笑っていられる未来のために今は、焦らずに歩き続けたい。
NOTEに夜職はどれくらい収入があるか調べたので記載しておりますのでそちらもぜひ読んでください。
第2章:夜職という仕事と社会的信用の壁
夜職で働いている彼女は、
一見すると華やかに見えるかもしれない。
お客さんにチヤホヤされることもあるし、
人より多くのお金を稼げる時期もある。
だけど──
実際は、社会的に「信用されない仕事」だという現実に、
何度もぶつかってきた。
ある日、彼女が言った。
「クレジットカード、もてないんだ」
何でもないように笑っていたけれど、
その声には、少しだけ疲れがにじんでいた。
申し込んだのは、特別なカードじゃない。
年会費もかからない、ごく一般的なカードだ。
収入だけを見れば、審査に通らない理由なんてないはずだった。
それでも、職業欄に「接客業」と書いた時点で、
厳しい審査の目が向けられる。
ましてや、正社員ではない、夜の仕事だとわかれば──
最初から「信用に値しない」と見なされることも、珍しくない。
また別の日。
彼女が小さなワンルームマンションに引っ越そうとしたときも、
同じような壁にぶつかった。
不動産屋に提出した収入証明書を見せても、
「勤務先をもう少し詳しく教えていただけますか?」と
不自然に食い下がられた。
「接客業です」とだけ答えた彼女に、
営業マンはわかりやすく顔色を変えた。
「ナイトワークですか?」
そんな言葉をストレートに投げかけられて、
彼女は少し肩をすくめるようにして笑っていたけれど、
その後ろ姿は、いつもよりずっと小さく見えた。
社会は、見た目や数字だけでは評価してくれない。
どれだけ真面目に働いていても、
どれだけ人一倍努力していても、
「夜職」というだけで、信用を得るのが難しくなる。
その現実を、僕は彼女を通して知った。
一緒に将来を考えたとき、
この社会的信用の壁は、確実に僕たちに影響を及ぼす。
例えば、結婚して新しい家を借りるとき。
例えば、将来子どもができたとき、教育ローンを組もうとしたとき。
肩書きや収入の安定性を問われる場面で、
彼女の努力や人柄は、審査項目にはならない。
これが、現実だ。
でもだからといって、
彼女を職業で判断する社会の目に、僕まで迎合するつもりはない。
僕が見ているのは、
数字でも、肩書きでもない。
彼女が、どんな想いで毎日を生きているか。
誰にも見えないところで、どれだけ頑張っているか。
どれだけ小さな幸せに感謝できる心を持っているか。
それだけだ。
夜職であることを理由に彼女を否定する社会なら、
僕が何度でも肯定すればいい。
「すごいじゃん」
「頑張ってるよ」
「俺はわかってるよ」
たったそれだけの言葉でも、
彼女にとって少しでも支えになるなら、
何度でも伝え続けたいと思う。
彼女を守るということは、
彼女の人生を、彼女自身を、
まるごと肯定し続けるということだ。
それが、僕が決めた、覚悟だった。
第3章:体調リスクと働き続ける不安
夜職という仕事は、想像以上に心と体に負担がかかる。
華やかに見える表の顔の裏側で、
彼女たちは日々、見えない疲れを積み重ねている。
昼夜逆転の生活。
お酒に付き合う日々。
理不尽な客の相手。
時には、笑いたくもないのに笑わなければならない夜もある。
それが積み重なると、心も体も確実にすり減っていく。
ある冬の日、彼女が珍しくLINEに返信をくれなかった。
いつもなら、仕事終わりに「おつかれ」と一言だけでも送ってきてくれるのに。
不安になった僕は、仕事終わりに彼女の家に向かった。
鍵は預かっていたから、そっと合鍵でドアを開ける。
暗い部屋の中、
彼女はリビングのソファでうずくまるように寝ていた。
顔色は悪く、うっすらと汗をかいている。
そっと額に手を当てると、熱があった。
すぐに冷えピタを貼って、水分を取らせた。
彼女は寝ぼけたように目を開けて、
「ごめんね……」と、かすれた声で言った。
「謝ることなんかないよ」
そう答えながら、
僕は心の中で何度も自分を責めていた。
もっと早く気づけなかったこと。
もっと彼女を楽にしてあげられない自分の無力さを。
彼女の仕事には、休職制度も、傷病手当もない。
体を壊したら、収入は一気にゼロになる。
それだけじゃない。
少し休んだだけで、お店のシフトに入れなくなることだってある。
夜の世界は、そういう冷たさも持ち合わせている。
彼女は、ただ働きすぎただけだった。
「もう少し頑張れば」「今月だけは」
そう思って無理を重ねた結果、体が悲鳴を上げただけだった。
なのに、体調を崩した彼女自身が、
「休んでごめん」と言わなきゃいけないなんて、
こんなに理不尽なことがあるだろうか。
僕は思った。
「こんな働き方、ずっとは続けられない」
彼女が笑っているからといって、
その裏でどれだけ無理をしているか、もうわかってしまったから。
できるだけ早く、彼女を今の仕事から解放してあげたい。
心からそう思った。
だけど現実は、簡単じゃない。
僕の収入だけで、彼女をすぐに養えるわけじゃない。
彼女自身にも、すぐに仕事を辞められない理由がある。
お金の問題、プライド、これまで支えてくれたお客さんへの責任感……
いろんなものを背負っている彼女を、
「もう辞めなよ」の一言で救うことなんてできない。
だから、今僕にできるのは、
無理に辞めさせようとすることじゃない。
彼女が自分のペースで、
自分のタイミングで、
未来を選べるように隣で支え続けることだ。
焦らず、でも諦めずに。
彼女がいつか、「もう頑張らなくていいんだ」と思える日が来るまで。
それまでは、どんなに不安でも、
そっと手を握り続けようと思う。
第4章:家族への説明問題
彼女との将来を考えるとき、もうひとつ大きな壁がある。
──それは、僕の家族への説明だ。
僕には妹が二人いる。
彼女たちは、僕と彼女の年齢差を心配している。
「お兄ちゃん、本当に大丈夫なの?」
「相手が悪いわけじゃなくても、年齢差って壁になるよ」
そんなふうに、遠回しに忠告してくる。
そして、妹たちからはハッキリと言われた。
「結婚するって決めるまでは、家族に言わないほうがいい」
「もし中途半端に伝えたら、逆に彼女が傷つくよ」
妹たちにしてみれば、僕のことも、彼女のことも心配してくれている。
わかっている。
だけど、こうして忠告されるたびに、
改めて「普通じゃない道」を歩こうとしている自分を痛感する。
母親は、基本的には僕の味方だ。
「あなたが選んだ人なら、きっと大丈夫」と言ってくれる。
でも──
本当は、心の中で気が気じゃないのだろう。
どんな女性なのか、どんな環境なのか。
顔には出さなくても、声のトーンやちょっとした言葉の端々に、
母親なりの不安が滲んでいる。
「いつか紹介してね」
そうやんわりと言われたとき、
僕は何も言えなかった。
父親は、のほほんとしている。
表面的には「まあ、好きにしたらいいよ」と言う。
けれど、その裏には、微かな警戒心が見え隠れする。
なぜなら──
親戚の中に、過去に”変な彼女”に引っかかって
金銭トラブルを起こした人がいるからだ。
その一件以来、父親は妙に敏感になった。
息子である僕にも、
「お前、大丈夫だろうな?」「ちゃんと見極めろよ」
そんな言葉を、冗談めかして投げかけてくる。
父の心配もわかる。
でも、僕は胸を張って言える。
彼女は、そんな人じゃない。
夜職というだけで、偏見を持たれるかもしれない。
社会的な信用を得にくい仕事だという現実もある。
でも彼女は、
誰よりもまっすぐに、
誰よりも努力して、
誰よりも人に優しくできる人だ。
そんな彼女を、
「職業」や「年齢差」だけで判断してほしくない。
だからこそ──
家族への説明は、慎重に進めたいと思っている。
焦って中途半端に伝えたら、
彼女を無駄に傷つけるだけだ。
結婚すると心から決めたとき。
彼女が「もういいよ」と言ってくれたとき。
そのタイミングで、
きちんと彼女の良さを伝えられるように、準備したい。
彼女に、無駄な心配や不安を与えたくない。
家族に対しても、
誤解なく、まっすぐ彼女を紹介できるようにしたい。
そのためには、今はまだ、
静かに、粘り強く、
「二人の関係を育てること」に集中するしかない。
いつかきっと、
彼女を誇らしく紹介できる日が来ると信じて。
焦らず、でも誠実に。
彼女と一緒に、未来を作っていこうと思っている。
”夜職の彼女と付き合う上で隠さないといけないこと”について、別記事に書いているのでで是非読んでください!

第5章:彼女の本音と結婚への距離
彼女とは、何度か真剣に将来の話をしている。
そのたびに、彼女は言う。
「夜職を続けているうちは、結婚はできない」
その言葉に、彼女なりの強い覚悟を感じる。
きっと彼女は、自分に自信が持てないのだと思う。
夜の仕事をしている自分を、心のどこかで責めてしまっている。
たとえ誰よりも努力して、誰よりも一生懸命生きていても、
「胸を張ってお嫁さんになれる自分じゃない」──
そんな思いが、彼女の心を縛っている。
でも、僕は違う。
確かに、夜職という仕事には現実的なリスクがある。
社会的信用、将来設計、世間体──
考えなきゃいけないことは山ほどある。
それでも、
僕にとって彼女は「夜職の彼女」じゃない。
「彼女そのもの」だ。
どんな仕事をしていようと、
今、彼女が生きて、頑張って、僕の隣にいてくれること。
そのすべてが、僕にとっては何よりの誇りだ。
もちろん、現実的な面も無視はできない。
将来、もし彼女が体調を崩したとき。
もし働けなくなったとき。
そうなっても、
社会保障のサポートを受けながら、
安心して暮らしていける環境を作りたいと思っている。
そのために結婚という形が持つ力は、大きい。
法律上、社会的にも、
彼女を正式に「守る立場」になれるという意味がある。
だからこそ、
僕は「いつかは必ず一緒になりたい」と思っている。
ただ、今すぐにとは言えない。
彼女が「まだだ」と感じるなら、
その気持ちを無視して押し通すことなんて、僕にはできない。
結婚は、僕ひとりだけの問題じゃない。
二人のタイミングが合わなければ、
幸せなスタートにはならないと思うから。
彼女が「今はまだ」と言うなら、
僕はただ、隣で待つ。
不安な顔を見せずに、
焦らず、そっと支えながら。
時々、胸が苦しくなる夜もある。
彼女を早く安心させたい。
彼女を早く僕のもとに迎え入れたい。
だけど、それを急ぐことで、
彼女に負担をかけたくない。
彼女自身が、心から「この人となら」と思える瞬間を待ちたい。
愛しているから、待てる。
愛しているから、急がない。
彼女が彼女らしくいられる未来を、
一緒に作っていきたい。
だから、僕は今日も、
彼女のペースに寄り添いながら、
未来を信じて歩き続ける。
第6章:今できることと、未来への覚悟
彼女と一緒に過ごしていると、
ときどきふと、心がざわつく瞬間がある。
彼女は今、必死に頑張っている。
夜の世界で、笑顔を作って、お客さんと接して、
日々、誰にも見せないプレッシャーと戦っている。
「頑張りたい」という彼女の気持ちを、
僕は心から尊重したいと思っている。
無理に辞めろなんて言いたくない。
頑張る彼女を否定したくない。
彼女が、自分の意志で進んでいる道を、僕は信じたい。
──でも。
それでも時々、どうしようもなく思う。
「今すぐにでも、彼女をこの仕事から解放してあげたい」
彼女が、
理不尽なお客さんに傷つけられた夜。
帰り道で、「もう死んでしまいたい」とつぶやいたあの日。
そんな彼女の姿を見てしまったから。
できることなら、
あんな世界から、今すぐ引き離してあげたい。
「もう無理しなくていいよ」って、
「何もかも全部投げ出していいよ」って、
抱きしめてしまいたい夜が、いくつもあった。
だけど、僕には、彼女の人生を無理やり変える権利なんてない。
彼女自身が、戦っている場所だ。
彼女自身が、選んできた道だ。
だから、僕にできるのは──
たったひとつ。
今、この瞬間を、できる限り笑顔にすること。
彼女がつらい気持ちを抱えて帰ってきたら、
一緒に思いっきり悪口を言い合いたい。
「そんなクソ客、こっちから願い下げだわ!」
「性格終わってるな、○○ってあだ名つけようぜ!」
そんなふうに、バカみたいなことを言い合って、
少しでも彼女の肩の荷を下ろしてあげたい。
くだらない冗談もいっぱい言う。
「今日、道歩いてたら小石につまづいたんだけど、
石が悪いってことにしたわ」
「俺、今日の会社で”うっかり伝説”作ったわ」
そんなバカな話をして、
彼女が少しでも笑ってくれるなら、
何回でも、何十回でも、繰り返したい。
そして、彼女の周りにあるストレスや、
重たすぎる空気から、
少しでも守ってあげたい。
守るって言ったって、
別にかっこいいことはできない。
ただ、隣で、笑って、
共感して、バカみたいな話をして、
彼女の心を軽くするしかできない。
それでも、それが僕にできる精一杯なんだ。
こんなことを言うのは、おこがましいかもしれない。
彼女の苦しみを本当の意味で背負うことなんて、できないかもしれない。
それでも──
僕は彼女に、笑っていてほしい。
頑張るときも、泣きたくなる夜も、
「この人と一緒なら、大丈夫かも」って思ってほしい。
ただそれだけだ。
目の前にいる彼女の、
今日一日を守れる男でありたい。
未来のことも、結婚のことも、
大事な話はいろいろあるけれど──
まずは今日。
この瞬間の、彼女の笑顔を守ることから始めたい。
それが、僕にできる、今のすべてだ。
まとめ
夜職の彼女と将来を考えるということは、
決して楽な道ではない。
収入の不安定さ、社会的な信用の壁、体調リスク、家族への説明問題。
一つ一つが重たくて、時に心が折れそうになることもある。
それでも、
僕は彼女と未来を作りたいと思っている。
今すぐにすべてを解決できるわけじゃないけれど、
少しずつ、焦らず、彼女と一緒に歩いていきたい。
彼女の笑顔を守るために、
今日できることを一つずつ積み重ねながら──。
彼女が頑張る気持ちを尊重して、
でも、無理してしまうときはそっと支えて、
どんなときも「一人じゃないよ」と伝え続けていきたい。
焦る必要はない。
周りと比べる必要もない。
僕たちは僕たちのペースで、
小さな未来を育てていけばいい。
そんなふうに、今は思っている。
とはいえ──
現実的な問題から目をそらすことはできない。
夜職を続けていく上での経済的なリスク、
将来設計、収入の見通し……
しっかり向き合わなければならない課題も、たくさんある。
次回の記事では、
もっと踏み込んだ「リアルな経済の話」について書いていこうと思う。
夜職という仕事の将来性、
収入の現実、社会的なリスク。
数字を交えながら、
現実を直視し、それでも未来を描くために必要なことを、
一緒に考えていきたい。
今はただ、
彼女と一緒に、
少しずつでも、前に進めるように。
そんな願いを込めて──。