ADHDの彼女がしんどいとき|特徴と無理をしない付き合い方

ADHDの彼女との関係に悩み、少し距離を取りながら向き合い方を考える眼鏡の男性と黒髪ボブの女性

ADHDの彼女が好きだけど、付き合っていてしんどい。遅刻や忘れ物、直前の予定変更が重なると、そう感じることがあります。

僕も、彼女を嫌いになったわけではありません。大切に思っているから理解したい。でも、自分ばかり合わせ続けるのは苦しい。その間で悩んでいました。

先に結論を言うと、ADHDの特性を理解することと、恋人が全部を我慢することは別です。

この記事では、僕が実際にしんどかった場面と、二人で変えた待ち合わせ方を紹介します。自分が引き受けられる範囲や、このまま付き合っていけるかを考える視点もまとめました。

※この記事は、彼女から聞いた話と僕自身の経験をもとにした体験談です。すべてのADHDのある人や、その恋人に当てはまるものではありません。

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結論|ADHDの彼女がしんどくても、全部を我慢する必要はない

彼女の行動を「だらしない」「わがまま」と決めつけないことは大切です。同時に、待たされたり予定が変わったりして、僕が傷ついたことも無視しなくてよいと思っています。

僕にとって、その場で強くしんどさを感じるのは直前の予定変更です。一方、日常的に積み重なるのは「自分ばかり彼女に合わせている」という負担でした。

だから、彼女の事情を知るだけでなく、二人の予定の決め方や、僕が対応できる範囲も見直す必要がありました。

  • 忘れ物や遅刻だけで、愛情の大きさを決めつけない
  • 事情を理解しても、残念だった気持ちは伝えてよい
  • 待ち合わせ方は、二人が無理をしにくい形を相談する
  • 時間だけでなく、旅行代や交通費の負担にも限界を決めてよい

ADHDだから別れる、ADHDだから我慢する、と決めるのではなく、二人で困りごとを減らしていける関係かを見る。これが僕なりの考えです。

ただし、もう限界だと感じているときに、話し合いや工夫をやり切るまで頑張る必要はありません。自分の生活を守るために、休んだり距離を取ったりしてもよいと思います。

ADHDの彼女と付き合って、しんどいと感じた4つの場面

「ADHDの彼女あるある」と調べて、似た経験を探したくなることもあると思います。ここでは一般的な女性の特徴としてではなく、僕たちの間で起きたことを紹介します。

スマホを見て疲れた表情をする男性と、予定変更や遅刻を表す時計やカレンダーの挿絵

1.直前の予定変更で、楽しみにしていた時間がなくなる

短い時間でいちばんしんどさを感じたのは、会う直前に予定が変わることでした。

デートを楽しみにしていたのに、当日になって「今日は動けない」と連絡が来たこともあります。体調が悪いなら責めたくない。でも、予定を空け、行く場所を考え、楽しみに待っていた側にも気持ちはあります。

僕は以前、彼女が落ち込まないように「全然大丈夫」とだけ返していました。けれど、それを繰り返すうちに、自分の残念な気持ちを置き去りにしていることに気づきました。

さらに、旅行や遠出では、お金の問題も出てきます。ドタキャンによって、旅行代や交通費が無駄になってしまうことがあるからです。

会えなかった寂しさと、使ったお金が戻らない負担は、別々に考える必要がある。これは、僕が付き合う中で感じたことです。

以前のLINEを見る|3時過ぎに会う予定で、起きたのが3時半だったとき
3時過ぎに会う予定と、3時半に起きたことについて交わしたLINEメッセージ

2.日常的に、自分ばかり彼女に合わせている気がする

一つひとつは小さくても、日常的にしんどかったのは「自分ばかり合わせている」と感じることです。

彼女の調子を考えて予定を変える。返信がなくても待つ。忘れていたことを代わりに確認する。最初は「僕が支えればいい」と思っていました。頼ってもらえることがうれしい気持ちもありました。

一方で、同じことが続くと、「僕が同じことをしたら怒るのに」「どうして自分ばかり我慢しているんだろう」と思うこともありました。

一度予定を変えたことだけが、つらいわけではありません。毎回こちらが合わせる前提になっているように感じることが、僕にはしんどかったのです。

この気持ちを持つこと自体が悪いわけではありません。限界になる前に、自分も困っていることを伝えてよいと思います。

以前のLINEを見る|悪気のないやり取りですれ違ったとき
悪気のないやり取りですれ違いが起きたときのLINEメッセージ

3.同じ忘れ物や遅刻が何度も繰り返される

彼女は、鍵や財布、スマートフォン、イヤホンなどをよく探しています。

「え、またカギないの?」「スマホどこやった?」。これ、彼女と付き合い始めてから何回言ったか分かりません(笑)。本当に見つからなくて、10分後くらいにソファーの裾から出てくることもありました。

最初は二人で笑っていました。でも、出かける直前に探し物が始まったり、予定の時間に間に合わなくなったりすると、正直イライラすることもありました。

「次から気をつける」と言っていたのに、また同じことが起きる。そんなときは、「僕との約束を大事にしていないのかな」と受け取ってしまうこともありました。

今は、不注意や時間管理の難しさが関係している可能性を考えます。ただし、特性を理解したからといって、待たされた側の残念な気持ちまで消えるわけではありません。

以前のLINEを見る|誕生日の予定を寝過ごしたとき
誕生日の予定と寝過ごしたことについて交わしたLINEメッセージ

スマホや財布の忘れ物で困ったときは、持ち物を確認するタイミングから見直せます。ADHDの彼女の忘れ物はなぜ多い?実体験と5つの対策で、家やデート先で試せる予防策と、紛失後の対応を紹介しています。

4.理解したいのに、イライラする自分を責めてしまう

ADHDについて調べるほど、「彼女は悪くない」「理解してあげなければいけない」と思うようになりました。

でも、その考えが強くなりすぎると、今度は自分が怒ったり疲れたりすることに罪悪感を持ってしまいます。

彼女を理解することと、僕の気持ちを無視することは違います。イライラしたときは、自分が何に疲れているのかを整理するようにしています。

遅刻なのか、急な予定変更なのか、連絡がないことなのか。それとも、自分だけが調整を続けている感覚なのか。

困っていることが分かると、「ADHDだから仕方ない」という大きなくくりではなく、二人で変えられる部分を考えやすくなりました。

これはADHDの特徴?それとも性格?と迷ったとき

忘れ物や予定変更が続くと、特性なのか、性格なのか、僕への気持ちの問題なのかと迷います。ただ、恋人として見た行動だけで、その原因を決めることはできません。

黒髪ボブの女性が鍵を探し、時計を見て焦り、片付け中に気がそれている挿絵

不注意や時間管理の難しさが関係することはある

ADHDでは、不注意、多動性、衝動性などの特徴がみられます。大人では、忘れ物や物の紛失、時間を整理して使うことの難しさが表れる場合もあります。

女性では不注意の困りごとが目立ち、周囲に気づかれにくい場合もあるとされています。ただし、特徴の現れ方は人によって違います。詳しくは、英国NHSの成人ADHDの解説が参考になります。

僕の彼女には、次のような場面がありました。

  • 会話の話題が次々に変わる
  • 覚えていたつもりの予定を、うっかり忘れてしまう
  • 出かける準備の途中で別のことを始める
  • 片付けの途中で、別のことに注意が移る

最初の僕は、「もう少し気をつければ防げるのでは」と考えていました。しかし、同じ失敗を本人も気にして、自分を責めている姿を見て、単純な努力不足として扱わない方がよいと思うようになりました。

鍵や財布の定位置を決めたり、チェックリストを作ったりしても、うっかり忘れることはあります。そんなときは、本人の注意力だけに頼らず、忘れ物防止タグを使うのも一つの方法です。実際に僕が使っているMAMORIOや、財布・鍵向けのタグの選び方は財布・鍵の忘れ物防止タグを比較|Android・iPhone対応【実体験】で紹介しています。

彼女の行動を、すべてADHDだけで説明しない

彼女からは、過去にうつの症状が出て受診した際、ADHDと双極性障害の診断を受けたと聞いています。HSPについても、そのときに伝えられたそうです。

ここでは、本人から聞いた経緯として記しています。なお、HSPは医学的な診断名とは区別される言葉です。Cleveland Clinicの解説でも、気質として説明されています。

そのため、彼女が「今日は動けない」と言ったときも、僕には原因をADHDと決めることはできません。体調、睡眠不足、仕事の疲れなど、その日の事情もあると思います。

「わざとではないか」「性格が悪いのではないか」と答えを急ぐ前に、何が起きて、二人がどこで困ったのかを分けて考えたいです。

原因を決めつけることより、困ったことを伝えたあとに、二人で方法を見直せるか。僕はそこを大切にしています。

ADHDの彼女との恋愛で、しんどさを減らすために変えたこと

彼女の困りごとを知ると、予定を確認したり、忘れ物を探したりしてあげたくなります。僕も最初は、「僕がしっかり支えればいい」と思っていました。

でも、必要なのは僕だけが頑張ることではありませんでした。二人で無理をしにくい方法を相談することが、今の付き合い方につながっています。

女性がチェックリストやカレンダーを見ながら、男性と一緒に工夫を考えている挿絵

1.普段の集合時刻は固定せず、LINEでタイミングを合わせる

僕たちは今、普段の待ち合わせでは、あえて集合時刻を細かく決めないようにしています。

「時間は決めないでおこう」と、事前に二人で話しています。そのうえで、LINEのやり取りをしながら、お互いが行けそうなタイミングを見て集合しています。

準備だけしておいて、相手が動き出したと分かってから自分も行動する。これが、僕たちが今選んでいる待ち合わせ方です。

集合時刻を決めないことも、二人で合意していれば、一つの約束の形です。彼女だけの都合に合わせるのではなく、僕が行けそうかどうかも含めて調整します。

ただし、時間を決めない方が落ち着かない人もいると思います。この方法を、そのまま全員に勧めたいわけではありません。

取り入れるなら、次のことを二人で確認しておくと考えやすくなります。

  • 二人とも、集合時刻を固定しない方法でよいと思っているか
  • 連絡を待つために、どちらかの一日が止まっていないか
  • 会えそうにないとき、無理をせず伝えられるか
  • 予約や乗り物など、時刻を守る必要がある予定ではないか

旅行や予約のある予定では、普段の待ち合わせと同じようにはできません。キャンセルの条件や費用まで含めて、別に相談する必要があります。

2.遅刻やキャンセルで残念だった気持ちは伝える

彼女とデートの約束をしていて、ドタキャンされたことが何度かあります。

「ごめん…準備してたけど、どうしても動けなくて」。そんなLINEが来ると、会いたい気持ちがあっても、体調を優先してほしいと思います。

ただし、「大丈夫だよ」とだけ言い続けると、僕の中に残念な気持ちが積み重なります。そのため今は、気遣いと自分の気持ちを両方伝えるようにしています。

「体調が悪いなら今日は休もう。でも、楽しみにしていたから残念ではあるよ」

相手を責めたいわけではありません。会えなかったことを、僕も悲しく感じていると知ってほしいのです。

次の予定を相談するときには、例えば、こんな伝え方もできます。

  • 「難しそうだと分かった時点で教えてほしい」とお願いする
  • 「次に会える日を一緒に考えたい」と伝える
  • 予約が必要な予定と、当日に調整できる予定を分けて相談する

責めないことと、何も言わずに我慢することは同じではありません。

以前のLINEを見る|遅刻で予定が変わったとき、冗談を交えて気持ちを返したやり取り
彼女の遅刻で予定が変わり、冗談を交えて気持ちを返したLINEメッセージ

3.片付けや予定管理を、全部引き受けない

彼女とは一緒に住んでいないので、朝の様子や生活リズムは直接見られません。でも、LINEや通話で「今日はバタバタしているな」「起きられなかったんだな」と感じることはあります。

「寝坊したー!」とメッセージが来ることもあれば、「洗濯回したのに干すの忘れた…」と落ち込んでいる日もあります。

そんなとき、「今から干せば大丈夫っしょ!天気いいし」と、ちょっとした声をかけることがあります。直接手伝えない分、言葉で背中を押す役割になっている気がします。

また、「片付けようと思ったのに、TikTokを見ていた」と連絡が来ることもあります。少しでも取り組めた日は、その努力を認めたいと思っています。

ただ、僕が毎回指示したり、褒めたりしなければ進まない状態になると、二人とも負担が大きくなります。

僕が手伝えることと、彼女自身が取り組むことを、全部ひとまとめにしない。予定や生活の管理まで、恋人が一人で背負う必要はないと思っています。

持ち物のメモや、片付ける場所を小さく区切る方法なども、選択肢にはなります。ただ、方法を増やす前に、本人が何に困り、どの手助けを求めているかを確かめたいです。

4.一度に一つのことを話し、感情が高ぶったら休む

彼女とは、たまにぶつかることもあります。返信が少し遅れたことや、僕が無意識に投げた一言が、すれ違いにつながることもありました。

僕も以前は、彼女が落ち着くまで何とか話し合おうとしていました。でも、強い言葉を受け続けると、こちらの心も疲れてしまいます。

今は、感情が大きくなったときは一度会話を止め、落ち着いてから話すようにしています。

感情が高ぶった女性と、少し距離を取りながら向き合う男性の挿絵

話を再開するときも、一度に全部を解決しようとせず、今困っていることを一つに絞る方が伝えやすいと思います。

  • 過去の失敗をまとめて持ち出さず、今回困ったことを一つ話す
  • 「いつもそうだよね」ではなく、次にしてほしいことを具体的に伝える
  • 自分の言い方がきつかったときは、その点を認める
  • その場で結論を急がず、落ち着いてから話す時間を相談する

彼女の気持ちを否定しないことと、自分も傷つきすぎないこと。その両方を大切にしたいです。

会っているときとLINEの温度差や、愛情表現のすれ違いについては、ADHD/HSPの彼女との付き合い方|すれ違いを減らすために僕が変えたことで、日々の伝え方を詳しく紹介しています。

ADHDの彼女がしんどいときに、やらない方がいい4つのこと

うまく付き合おうとするほど、気づかないうちに自分の負担を増やしてしまうことがあります。ここでは、僕が引き受けすぎないようにしたいことを整理します。

眼鏡の男性と黒髪ボブの女性の横に、しんどいときにやらない方がいい4つの行動を示した挿絵

1.強い言葉まで「仕方ない」と受け入れ続けない

不安や寂しさが背景にあったとしても、相手を傷つける言葉まで受け入れる必要はありません。

「不安だったことは分かる。でも、その言い方は傷ついた」

気持ちを理解することと、やめてほしい行動は分けて伝えます。逆も同じで、僕も「ADHDだから」と決めつけたり、強い言葉で責めたりしないようにしたいです。

2.予定変更や連絡待ちを、何も言わずに我慢しない

集合時刻を決めない約束でも、何時間でも連絡を待ち続けることまで、恋人の役目ではありません。

自分にも用事があるときや、今日はもう難しいときは、そのことを伝えてよいと思います。二人で決めた方法でも、負担が増えたら見直してかまいません。

返信を待つ不安が強いときの過ごし方は、双極性障害の彼女からLINEが返ってこないとき|何日待つ?理由と対処法にもまとめています。双極性障害のある彼女との体験ですが、待つ側が自分の時間を守るために考えたことを書いています。

3.自分の生活が崩れるまで、一人で支えない

彼女を何とか助けたいと思います。でも、自分の仕事や睡眠、健康まで崩れてしまえば、関係を続けること自体が苦しくなります。

疲れている日は連絡を減らす。すぐに答えを出さず、一度休む。そうした選択もあってよいと思います。

二人だけで解決が難しいときは、本人の主治医や、地域の発達障害者支援センターなどに相談する方法もあります。相談できる内容や対象は、地域の窓口で確認してください。

恋人以外の人を頼ることや、必要に応じて距離を取ることは、必ずしも相手を見捨てることではありません。

4.予定や生活のすべてを管理しようとしない

予定を確認したり、忘れ物を一緒に探したりすることはあります。ただし、起床、片付け、持ち物、毎日の予定まで、全部を僕が管理する関係にはしたくありません。

何でも先回りするより、必要なところを相談して手を貸す。彼女自身が選び、試せる部分も大切にしたいです。

どこまでが自分にできることで、どこからが相手自身の課題なのか。そう迷ったときに考えるきっかけになったのが、双極性障害の恋人との向き合い方|アドラー心理学でラクになった3つの考え方で紹介している、支える側も自分の生活を守るための考え方です。

このまま付き合える?僕が確認したいこと

好きな気持ちがあると、しんどくても頑張りたくなります。ただ、気持ちだけで引き受けられる範囲には限界もあります。

僕は、失敗が一度も起きないかより、困ったあとに話し合えるかを見たいと思っています。同時に、自分の生活に無理が出ていないかも確かめたいです。

旅行代や交通費の損失が、大きな負担になっていないか

僕にとって、無理だと感じる境目の一つはお金です。ドタキャンで旅行代や交通費が無駄になることが重なり、金銭的な負担が大きくなるなら、そのまま続けるのは難しいです。

これは、彼女の体調を責めたいという意味ではありません。会えなくなった理由を理解しても、支出によって自分の生活が苦しくなることまでは引き受けられない、ということです。

普段の集合時刻は柔軟にしても、予約やキャンセルで生じるお金の負担まで曖昧にしない。ここは分けて考えたいと思っています。

旅行や遠出を計画するなら、予約の前に、次のことを確認しておく必要があります。

  • 変更やキャンセルができる期限と、その条件はどうなっているか
  • 中止した場合、旅行代や交通費がどのくらい戻らないのか
  • 費用が発生したとき、二人でどう負担するかを相談できているか
  • 費用を失っても、自分の生活に無理が出ない範囲か

具体的には、予約条件を二人で読む、支払う前に費用の扱いを相談する、高額な予定をいったん見直す、といった対応が考えられます。

一律に折半すべきだと言いたいわけではありません。負担の決め方を話せることと、どちらかだけが無理をしないことが大切だと思います。

おみみ
おみみ

僕は、旅行代や交通費が無駄になることで、金銭的な負担が大きくなったら無理だと思っています。

二人で見直せるか、自分の生活を守れているか

もう一つ確認したいのは、困りごとを二人の問題として話せるかです。僕たちが「普段は時間を決めないでおこう」と相談したように、今の方法を変える余地があるかを見たいです。

  • 落ち着いているときに、自分の困りごとを伝えられるか
  • 彼女も、自分に合う方法や役割分担の相談に参加できるか
  • うまくいかなかった約束を、そのままにせず見直せるか
  • 自分の仕事・睡眠・お金・日常の予定を守れているか

一度話して、すぐに何もかも変わるとは限りません。それでも、僕が困っていることも受け止めてもらえるかは大切です。

反対に、伝えても自分だけが合わせ続ける状態や、生活を圧迫する負担が続くなら、予定を減らすことや、距離を置くことも考えてよいと思います。

付き合い続けるために、限界を超えて我慢する必要はありません。「今の形では続けられない」と感じる自分の気持ちも、判断材料にしてよいのです。

しんどいことだけではない、僕が感じた彼女の魅力

しんどい場面がある一方で、彼女の自由な発想や、予想できない言葉に笑わせてもらったこともたくさんあります。

話の展開が読めなかったり、不意にくれるメッセージが詩人みたいだったり。僕にとっては、そんなところも愛おしく感じます。

それは、ADHDだから魅力的という意味ではありません。困りごとだけを見て、彼女のすべてを決めつけたくないということです。

ただ、魅力があることを、自分が我慢し続ける理由にはしたくありません。好きな気持ちと、無理をしない付き合い方は、両方大切にしたいです。

僕が彼女を「放っておけない」と感じた理由や、親しみやすさ、恋愛で感じた距離感については、大人のADHD女性の特徴とは?モテる理由と恋愛のリアルで詳しく書いています。

まとめ|彼女を理解することと、自分を守ることは両立できる

ADHDの彼女との恋愛がしんどいと感じることは、愛情や理解が足りないからとは限りません。忘れ物、遅刻、急な予定変更が重なれば、疲れたり腹が立ったりすることもあります。

僕の場合、その場でつらいのは直前の予定変更でした。日常的には、自分ばかり合わせているという感覚が積み重なっていました。

今は、普段の待ち合わせ時刻を固定せず、LINEで二人が動けるタイミングを合わせています。一方で、旅行代や交通費の損失が大きな負担になるなら、無理だと考えています。

  • 彼女の事情を理解しても、自分の残念な気持ちは伝えてよい
  • 待ち合わせ方は、二人の合意で柔軟に変えてよい
  • 片付けや予定管理まで、全部を恋人が引き受ける必要はない
  • 時間・体力だけでなく、金銭的な負担にも限界を決めてよい
  • 診断名だけで結論を出さず、二人で困りごとを減らせる関係かを見る

彼女も僕も、どちらかだけが我慢し続ける関係にしない。好きな気持ちを大切にしながら、二人とも生活を守れる付き合い方を考えていきたいと思っています。